誰かの思い出の欠片に
誰かの想い出の欠片になる仕事
特別な日じゃなくてもいい。
大きな意味なんてなくてもいい。
ただ、その人の時間の中にほんの少しだけ残るものを届けたい。
これまで、仕事に意味を求めていた。
価値とは何か、選ばれる理由とは何か、ずっと外側に答えを探していた気がする。
でも、ふと気づいた。
意味は作るものじゃなくて、残るものなんだと。
例えば、ある日の食卓。
何気ない会話の中で
「このフルーツ美味しいね」と誰かが言う。
その瞬間はすぐに過ぎていく。
でも、後になってふと思い出すことがある。
あの時の空気や、誰といたか。
その中に、ほんの少しだけ
自分の仕事が混ざっていたとしたら。
それでいいと思った。
誰かの記憶の中心にいたいわけじゃない。
主役になりたいわけでもない。
ただ、その時間の片隅に自然に存在していられたらいい。
仕事は結果で測られることが多い。
数字や評価や、分かりやすい指標で。
でも、それとは別のところで確かに残っているものがある。
それは、誰かの中にだけあるもの。
それを作る仕事がしたい。
派手さはないかもしれない。
すぐに評価されるものでもない。
でも、確実に積み上がっていく。
静かに、確実に。
誰かの思い出の欠片になる仕事。
それが、今の自分の答え。








