日記

2026-06-07 20:39:00

実りの森のグレン かくれんぼのたね|びわの葉っぱから生まれた物語

 

このお話のきっかけは、とても小さな発見でした。

 

店に届いたびわの箱を開けた時、大きな葉っぱが一緒に入っていたのです。

 

果実よりも目を引くほど立派な葉っぱ。

 

私はふと疑問に思いました。

 

「どうしてびわには、こんなに大きな葉っぱが付いているんだろう?」

 

今回の物語は、そんな素朴な疑問から始まりました。

 

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【びわの葉っぱが教えてくれたこと】

 

調べてみると、びわの葉には果実を強い日差しや雨から守る役割があることを知りました。

 

その話を聞いた時に思い浮かんだのは、葉っぱの下に隠れる小さなびわの実でした。

 

大きな葉っぱに守られながら育つ姿は、まるでかくれんぼをしているようにも見えます。

 

その瞬間、

 

「もしグレンがこの葉っぱを見つけたら、どんなことを思うだろう?」

 

そんな想像が始まりました。

 

そして「かくれんぼのたね」の物語が生まれたのです。

 

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【原点に戻るような物語】

 

今回の物語はとてもシンプルです。

 

グレンが葉っぱを見つける。

 

ミスター・ポムに会う。

 

びわの不思議を知る。

 

そして一緒にびわを食べる。

 

それだけです。

 

最近の実りの森のグレンでは、少しずつ登場人物も増えてきました。

 

『ありがとうのたね』

 

『ごめんねのたね』

 

『ターゴさんのスイカ』

 

物語の世界も少しずつ広がっています。

 

だからこそ今回は、原点に戻るような作品を作りたいと思いました。

 

グレンと果物。

 

ミスター・ポムとふしぎのたね。

 

実りの森のグレンの最も基本的な形です。

 

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【季節の果物を追いかける物語】

 

実は、この作品は当初予定していた公開順ではありませんでした。

 

先に完成していた物語もありました。

 

それでも、びわの物語を先に公開したかった理由があります。

 

それは旬です。

 

びわは一年中見かける果物ではありません。

 

限られた時期にしか出会えない季節の果物です。

 

実りの森のグレンは絵本作品であると同時に、季節の果物を追いかける物語でもあります。

 

だから今回も、

 

「果物が先。物語は後。」

 

という実りの森のグレンらしい作り方になりました。

 

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【おいしいふしぎみつけたよ】

 

物語の最後で、グレンはこう言います。

 

「おいしい ふしぎ みつけたよ」

 

私はこの言葉がとても気に入っています。

 

びわの味のこと。

 

葉っぱのこと。

 

かくれんぼのこと。

 

ふしぎのたねのこと。

 

そのすべてが、この一言に詰まっているように思えるからです。

 

果物を調べていると、知らなかったことがたくさん見つかります。

 

花言葉。

 

歴史。

 

文化。

 

育ち方。

 

香り。

 

形。

 

葉っぱ。

 

果物は食べるだけではなく、たくさんの不思議を持っています。

 

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【まとめ】

 

「かくれんぼのたね」は、びわの葉っぱから生まれた物語です。

 

大きな葉っぱに守られながら育つびわの実。

 

その姿を見て、グレンのかくれんぼが始まりました。

 

実りの森のグレンは、果物の中に隠れている小さな不思議を探す物語でもあります。

 

そして今回もまた、一つの果物との出会いが、一つの物語を生み出してくれました。

 

これからも実りの森のグレンは、季節の果物の中に隠れている「おいしいふしぎ」を探し続けていきます。